−アンドロメダの雫編(68話〜70話)−
死を覚悟するメンバーたちだったが、ジラフがその昔伝説の宝石を積んだまま行方不明になっていた宇宙船の残骸を発見。
その船の内部でアンドロメダの雫といわれる時価10億ラムダといわれる宝石を見つけ、更に船の残骸から燃料と資材を確保。サジタリウス号を修理して不時着していた星からの脱出に成功する。
しかし喜んだのもつかの間、サジタリウス号のエンジンでは間近に迫ったブラックボールの引力圏から脱出できず、ブラックホールに飲み込まれてしまう。再び死を覚悟する彼らだったが、ジラフの機転により、ブラックホールの内部からホワイトホールへ脱出する事に成功する。
一方その頃、地球では半年が経っており、トッピーの家族たちはトッピー達の生存を諦めていた。気持ちの区切りを付ける為にと、お葬式をする事になり、集まった家族たち。
葬式が始まったその時、サジタリウス号が地球に帰還するのだった。
伝説の宝石を持ち帰った事で欲に目がくらんだトッピー達。家族があきれるほどの豪遊三昧。ついにはサジタリウス号も廃棄処分にすると言い出したうえ、財宝の分け前でいがみ合うようになってしまう。
それを見かねたシビップは「この宝石さえなくなれば皆元通りになる」と密かに宝石を持ち出そうとするが、すでに疑心暗鬼になっていたほかの3人に見つかり、結局宝石を独り占めしようとするトッピー・ラナ・ジラフの宝石争奪戦になってしまう。
争ううちに車のスクラップ工場に入っていくトッピー達。そこで車をプレス加工する機械の中に入り込んでしまったトッピー達だったが、そこで突如プレス機械が動き出してしまう。ラナは宝石を持って機械から首尾よく抜け出すが、シビップを含む他の3人は機械の中に取り残されてしまう。三たび死を覚悟して、金に目のくらんでいた事を恥じるトッピー達。
ラナはそんな彼らをやはり見殺しに出来ず、機械の歯車に宝石を差し込んで、プレス機を停止させトッピー達を救助する。そしてそれと同時にアンドロメダの雫も歯車の間で砕け散るのだった。
我に返ったみんなは「何か悪い夢を見ていた気がする」と、互いに無事を喜び合い、また宇宙への仕事に向かっていく…。