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関連商品〜書籍編〜

「THIS IS ANIMATION ザ☆セレクト(13) 宇宙船サジタリウス」表紙 THIS IS ANIMATION ザ☆セレクト(13) 宇宙船サジタリウス
小学館 価格:1200円(税抜き) ISBN4-09-101516-6
初版発行:87.7.19
1話から49話までのストーリーダイジェストや設定資料を網羅したムック本。コメントが的外れだったり、放映リストの放送日がてんで出たら目だったりと、間違いも多いがそれを差し引いても貴重な資料。
放送中に刊行された為に50話以降は載ってないのが残念ですが、書き下ろしのイラストやスタッフのインタビュー等もあり、資料的価値は角川のフィルム本よりも上かも。


※主な収録内容:ヘボヘボな裏表紙(^_^;)
●FILM STORY DIGEST/エピソードBEST4
(1)マグロック星編

食べものには気をつけよう/罠に引っかかった3人!?(14〜16話)
ベンセレム星と最終兵器スイード/宇宙の墓場からの脱出(16話)
もうひとり、僕がいる!?/クローン人間の誕生(17話)
森が泣き、地面が血を流す/ベンセレムの秘密とは?(18、19話)
(2)ザザー星編

ラナの好物−新会社の初仕事は!?(20、21話)
ルルに恋したジラフとアン教授の仲は…/恋に破れたジラフの変化(22話)
危険がいっぱい…砂漠からの脱出/女装の旅も楽じゃない?(23、24話)
山賊ピンタの気持ちがわからない/裏切りなんて許せない!(25話)
民衆の力が兵士の戦闘意欲を奪ったのだ/最終兵器に買った武器!!(26話)
(3)珍獣ダイム編

会社経営は苦労する!?/ジラフが社長になる!?(27話)
宇宙天然記念動物登場!!/珍獣ダイムって何だ!?(28、29話)
連れ去られたダイムとシビップ/ダイムをつれて故郷へ!!(30、31話)
ダイムの未来は明るいゾ!!/ダイムの子が生まれた!!(32話)
(4)物質Z編

ジラフの行動がまたしても事件を起こす/新薬Zは、良薬か死の灰(37話)
盗まれた新薬とシビップの怪!!/シビップが巨大化した!!(38話)
幸福なる事件解決に万歳/真剣にSFしちゃった!!(39話)

BEST4なんて銘打ってますが、見てのとおりスイード編(この本ではマグロック星編)から物質Z編までのオルロッグ人編を除く4エピソードの大まかなフィルムダイジェストを載せているだけです。
スイード編なんか19話の事が殆ど載って無くて中途半端だし、ザザー星編でも20話のことが殆ど触れられてないし、コメントもちょっとヘンだし…。山賊ピンタってちゃんと見て書いてるのか

●設定資料とストーリーダイジェスト
トッピー/ピート/ラナ/ナラ/ジラフ/シビップ/アン教授
サジタリウス号/アンの自家用宇宙船
彼らの故郷-地球-
1話から49話までのストーリーダイジェストと各話の設定資料

このムック本のメインと言えるべき設定資料集。
相変わらずコメントが少し間違ってたり、20話でルルにトイレ作りを依頼された星を海王星って書いてあるし(実際はバーナード星)、角川のフィルムブックの設定資料と食い違いがあったりしますが、スイード編に登場した食虫植物の名前がちゃんと載っていたりして(角川のには載ってない)、やはり情報量の多さは貴重です。50話以降も出て欲しかった…。

●アン教授救出作戦(サジタリウスことはじめ)
アンは行くベガ第3星、そこに待つのは大冒険!!/美人教授アン教授を連れ戻せ!!(1〜3話)
あの村この村通るたび、事件、トラブル次から次へ…/アロッタ族の山を越えて…(4〜9話)
遠くの星で仕事していたら、地球では会社が倒産!!/ついにムーの謎の核心へ(10、11話)
ムーの謎が解けたのはいいけれど、5人の命が危ない!/聖なる山の神ラ・ムー!!(13話)

上のフィルムダイジェストBEST4と殆ど同じ装丁のベガ第3星編のフィルムダイジェスト。
冒頭のフィルムダイジェストに入れずに本の真ん中あたりにこの記事をわざわざ持ってきてるのは、サジタリウスの原点と言えるベガ第3星編をあらためて特集するという意味合いからか?
それにしたって、ベガ星編はサジタリウスで最長のシリーズなのに、上のザザー星編のフィルムダイジェストより3ページも少ないっていうのはなぁ。

●サジタリウス大百科
(1)宇宙船サジタリウス用語辞典
サジタリウス1話から49話に登場したキャラクターや地名、用語などを50音順にまとめたもの。

やっぱり変な記述や取ってつけたような用語があったりする。『「パパ」…ジラフがミウからこう呼ばれていた』って、これどこがサジタリウス用語なのかw
ちなみに自分のページにサジタリウス百科事典のコンテンツを置こうと思ったのも、そもそもはこの49話までの用語辞典を補完しようと考えたのが始まりだったり…。結局完成してないけど;

(2)サジタリウステクニカルノート
宇宙船操縦の為のファーストステップ/軌道往復用着陸艇とスペースシャトル/外宇宙航行用宇宙船船内区画/宇宙航行システム-種類とその特徴/機械的安全システムと人間的安全/その他、宇宙航行に必要な装備品
(欄外コラム:ファンが作ったサジタリウス号)

おかしな記述の多いこのムック本の中では割合しっかりした内容。SFはあまり詳しくない僕でも分かりやすいように砕いた感じに宇宙船のシステムに付いて述べられて、サジタリウス号の動力は?とか、どの恒星間航法でサジタリウスは航行しているのか?といった事柄がSFのセオリー(?)に基づいて推理されています。
ちなみに欄外コラムには、ファンのモデラーがフルスクラッチして日本アニメーションに寄贈したサジタリウス号のプラモデルが紹介されています(
このプラモを作った方のホームページ)。

(3)メインキャラクター珍道中記
トッピー 奥さん大事、娘大事。なのについ他人の危険に飛び込む/妙に正義感あふれた小市民
ラナ 勝手、利己的、打算のカタマリ。だけどどこか憎めない/典型的な中年男の悲哀を体現
ジラフ 主体性の無い行動、臆病、運動音痴と3拍子揃った駄目男/アン教授を思う心 男の純情に命がけ!!
アン 学問一筋、婚期を逃しても、学問のためには仕方がないわ/でもジラフ…あなたが一番大切な人よ
シビップ ライララ村のシビップは変な奴/でも、とっても優しい吟遊詩人

メインキャラの人間像に迫る!と題されたキャラクター紹介コラム。内容については、まあいいとして「学問の為には婚期を逃しても仕方ない」って、そりゃあないでしょっていう気もしない事もない事もない(なんやそれ)。

●ILLUSTRATION THEATER

作画監督の武内啓氏によるトッピー・ラナ・ジラフ・アン教授の地球での日常を描いた書き下ろしのイメージイラストとセル画を掲載。扉絵はメインキャラと歴代のゲストキャラの集合写真風のセルイラストになっている。
※扉絵に描かれているキャラクター:
トッピー・ラナ・ジラフ・シビップ・アン教授・カリン・ピート・リブ・ナラ・ラナの子供A・B・F・ゴリアン・ジールス・パルバラ・ルル・ダイム・アミンサ・モラ博士


ジラフの日常のひとコマ
コーナー扉絵
ファンならばこれの為だけにこのムック本を買うべし!と言うぐらいの超貴重な書き下ろしイラスト。扉の集合写真風のセルイラストはゴリアン・ジールス・モラ博士といったキャラの選択にシビれます(笑)。
中身のイラストですが、最初のページの地球に帰還するコクピット内の面々と、最後ページの再び宇宙へ再び旅立っていくコクピット内の面々の2枚はセル画、メインキャラの日常は水彩?イラストになっています。

●サジタリウススペシャルガイド
(1)スタジオレポート
制作スタジオはこんなところ
(2)スタッフインタビュー
メインスタッフに聞く思い出
普通の人の感情をリアルに描く作品/松土隆二(プロデューサー)
世代を超えて共感できる作品作りを/横田和義(チーフディレクター)
複数話完結に驚きながらはや1年余/石川哲也(作画監督)
子供に悪いセンスは見せられない!/阿部泰三郎(美術監督)
視聴者も一緒に冒険して欲しい/宇野薫(色指定・セル検査)
スタッフのごひいきはこれだ!!
Q1:あなたの好きなキャラクターは何ですか?
Q2:あなたの好きなエピソードはどこですか?
Q3:自分はラナ・トッピー・シビップ・ジラフ・アン・ピート・ナラなどの中でどのタイプだと思いますか?
Q4:あなたが新宇宙便利舎に依頼するとしたら、どんな仕事ですか?
(3)原作紹介
(4)テーマ曲紹介
(5)放映リスト・スタッフリスト

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